「霊能者や心霊治療家が、人生の辛酸をなめさせられることが多いのは、自ら苦しんで初めて他人への思いやりが芽生えるからです。
それが、神の僕(しもべ)の道が常に厳しい理由です。」
一 政治をあずかる人も同じですね。
「でも神の僕(しもべ)の方が厳しいでしょう。
為政者は他国に戦争をしかけておいて、実際に前線で戦うのは一等兵や二等兵です。
物質偏重主義との闘いでも、その最前線で厳しい目にあっているのは、為政者ではなく神の僕(しもべ)です。
他人には哀れみをもって接し、信仰が違うからといってそれをぶち壊すのではなく、他にも様々な信仰があることを教えてあげることです。
ハンマーを振り回すのではなく、他にも素晴らしい教えがあることを気づかせる方法を考えて下さい。
魂に受け入れる用意が出来ていれば、功を奏するでしょう。
用意が出来ていなければ、残念ながらその人は、霊的にも精神的にも肉体的にも、地上では暗闇の中を歩むことになり、霊界に来ても当分は同じ状態が続きます。」