2016年 06月 30日
動揺しやすい心は霊的雰囲気をかき乱す
一 霊的な治療を受ける上で信仰のあるなしは関係ないと理解しておりますが、患者が邪悪な思念を抱いていると、それが治療を妨げると考えてよろしいでしょうか?
「私は信仰を持つこと自体は反対していません。
それが理性を土台としていて、盲目的でなければ結構です。
霊的な思想を正しく理解した方なら、手にした真理は全体のほんの一欠片に過ぎないことはご存知と思います。
肉体に閉じ込められているあなた方人間が、全真理を手にすることは不可能です。
霊界へ来ても同じことです。
となると、手にした限りの知識を土台とした信仰を持たねばならないということになります。
さて、そうした知識を土台とした理性的信仰を持っていることは、大いに結構です。
そのこと自体は何の問題もないと思います。
それが治療にとって好ましい楽観的な雰囲気を作り出すからです。
霊力は明るく楽しい、愉快な精神状態の時に最も有効に作用し、反対にみじめで疑い深く、動揺しやすい心は、霊的雰囲気をかき乱して治療の妨げとなります。」
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by ice-kiss
| 2016-06-30 20:48